アメリカンフットボール入門

アメリカンフットボール入門

アメリカンフットボールは、ラグビーに似た楕円形のボールを相手陣地のエンドゾーンに持ち込んだり、ゴールポストに蹴り込んだりして得点を競い合うスポーツです。そして、ラグビーと違い、ボールを前にパスできるし、ボールを進ませるために相手をジャマ(=ブロックといいます)することもできます。また、ラグビーは15人でプレーしますが、アメフトは11人でプレーします。アメフトはラグビーと似ているようでまったく違うスポーツなんです。

アメフトはアメリカで生まれたスポーツなので、同じくアメリカで生まれた野球と、数多くの似ている点があります。野球は3アウトでチェンジですが、アメフトは4アウト(ファーストダウン、セカンドダウン、…といいます)で攻守を交替します。詳しく言うと、4回の攻撃で10ヤード(約9.1m)前進できなければ攻守交替となります。逆に10ヤード以上前進するとさらに4回の攻撃ができます。ここは野球と違うところですね。さらに、攻撃するたびに作戦会議(=ハドルといいます)をするのは、ピッチャーとキャッチャーがサインの交換をするのと同じですし、守備側の並び方は、内野手・外野手の並び方とよく似ています。

アメフトでは、攻撃のときに、ボールを前に投げてパスを捕ったり、ボールを持って走って前進し、相手陣地のエンドゾーンまでボールを運ぶと、タッチダウン!となり、6点を獲得できます。守備側はこれを阻止しようとタックルします。野球と違い守備でも得点できるパターンがあるので、お互いに得点しようとぶつかり合い、激しい肉弾戦が繰り広げられるのです。 「アメリカンフットボールは、ブロックとタックルに要約される」…これがアメリカンフットボールです!!


オフェンス編

さまざまな並び方(=フォーメ−ション)で攻撃するということがアメフトの一つの特徴です。プロ I (アイ)とか、ダブルウイング、ウィッシュボーン、ショットガンなど、カッコイイ名前で呼ばれますが、こうしたフォーメーションとプレーの組み合わせによって、1チームに数百の作戦があるといわれています。それではポジションを紹介しましょう。(下図はプロIと呼ばれるフォーメーションです)

プロIフォーメーション

センター(C):インテリアラインメンの中で唯一ボールに触れることができるポジション。プレー開始のスナップをして、開始後はバックスの走る道を切り開く。またパスの際にQBがパスを投げるまで相手をブロックして守る。テクニックや力が必要なポジション。攻撃チームの精神的リーダーとなる。

ガード(G):Cの両脇に位置し、バックスの走る道を切り開く。また、パスの際にQBがパスを投げるまで相手をブロックして守る。

タックル(T):Gの外側に位置し、バックスの走る道を切り開く。また、パスの際にQBがパスを投げるまで相手をブロックして守る。

※ センター、ガード、タックルはインテリアラインメンと呼ばれ、相手をブロックしてバックスが走る走路をこじあけたり、QBがパスを投げる時にタックルされないように身を挺して守ったりする。オフェンスプレーの成否の鍵を握る。

タイトエンド(TE):最前列で相手をブロックしたり、QBが投げたパスを捕って相手陣地へと走りこむ。ラインとレシーバー両方の特性を併せ持つ。

クォーターバック(QB):オフェンスの司令塔。アメフトの花形ポジションにして、勝敗を握る大事なポジション。

ランニングバック(RB):QBからボールを受け取り、ボールを持って相手陣地へと走りこむ。レシーバーのようにパスを捕ったり、相手をブロックする場合もあり、勇気とテクニックを併せ持つ。I フォーメーションではアップバック(フルバック)とテールバック、T フォーメーションではハーフバックとフルバック、などと呼ばれる。

ワイドレシーバー(WR):QBが投げたパスを捕り、相手陣地へと走りこむ。スピードとボールキャッチのセンスがものを言う。位置によって、スプリットエンドやフランカーなどと呼ばれる。


ディフェンス編

守備側もさまざまな並び方で相手の攻撃を阻止しようとしますが、攻撃に比べると並び方はそれほど重要ではありません。むしろ、相手の攻撃にどれだけ早く正確に反応できるかが大切になってきます。それではポジションを説明しましょう。(下図は4-3-4と呼ばれるフォーメーションです)

4-3-4ディフェンス

ディフェンスライン(DL):最前列に位置し、相手ラインのブロックを破壊して攻撃を阻止する。受け身ではなく、攻撃的な性格が要求される。内側の選手をディフェンスタックル(DT)、外側の選手をディフェンスエンド(DE)と呼ぶ。

ラインバッカー(LB):2列目に位置し、相手のラン攻撃に対してはブロックを破壊して阻止し、パス攻撃に対しては後ろに下がって野球の内野手のように守って攻撃を阻止する。守備チームの精神的リーダーとなる。真ん中の選手をミドルライバッカー(MLB)、外側の選手をアウトサイドラインバッカー(OLB)と呼ぶ。

ディフェンスバック(DB):最後列に位置し、最後の砦として相手の攻撃を阻止する。野球の外野手のように、ロングパスやロングランを阻止するため、スピードと正確なタックル、1対1の勝負に打ち勝つ精神力が要求される。外側の選手をコーナーバック(CB)、内側の選手をセーフティー(SF)と呼ぶ。


まとめ

どうですか? 少しはアメフトの魅力を知っていただけましたか?
実際には、キックオフで試合が始まり、4回目の攻撃で10ヤード進めなさそうであればボールを蹴って(=パントと言います)陣地を回復するなど、様々な作戦で得点を競い合います。 と言っても、アメフトは単純なスポーツです。相手エンドゾーンへボールを多く運び込んだ方の勝ちなのです。

アメリカンフットボールは本当に魅力あふれるスポーツです。東北地方ではマイナーですが、関東や関西では人気のある大学スポーツとしての地位を確立しています。是非、1度ナマのフットボールを見てください。選手たちから湧き上がる熱気、スピード、ぶつかり合う時の音、怒号、歓声、チア、すべてがアメフトの魅力です。最も大学らしいスポーツ。大学でしか味わえない喜怒哀楽のすべてが凝縮したスポーツ。それがアメリカンフットボールなのです。

Let's enjoy AMERICAN FOOTBALL with us !!



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